気になる・・・プレミックス現状の問題と今後2
小麦粉調整品とは、小麦粉に砂糖(粉糖)、脱脂粉乳、油脂などを15%以上混合したもの(一部には、天ぷら粉、お好み焼きミックスなど完成品もある)で、輸入制限(IQ)品目の小麦粉と違い、ビスケットやうどん、マカロニなどの2次加工製品と同様に自由に輸入できる。
小麦粉調整品の輸入は、1980年代半ばまでは2000t台で推移していたが、1985年以降急増し始め、今後も増加すると思われる。
これは、小麦の内外価格差が円高の影響もあって1985年以降急激に拡大したことにより、価格の安い小麦粉2次加工品の輸入が急増し、この対策として2次加工メーカーが品質的に多少問題があっても安価な輸入小麦粉調整品を使い始めたためである。
このままでは日本の小麦関連産業が空洞化してしまう懸念が生じている。
このため2次加工メーカーが海外立地に走り、国内の製粉メーカー、プレミックスメーカーは生産規模を縮小せざるをえなくなる。
今のところ具体的対応策はなく、早急に小麦の内外価格差を縮小(政府売渡し価格を国際価格の1.5倍以下までに下げる)するしかないと思われる。